2007/03/26
■ 年度末企画:政策提言合同演説会 + 845
(編集中)
・爆睡中のフ=
徹夜で仕事を片付けた後、慌ただしく事務所を出る。atamistaさん、ろっそねろさんとの待ち合わせ時刻がギリギリまで迫っていた。駅に向かいながら携帯電話。東京に出ているちゃっぴーさんと新宿駅、電車の車両の中で待ち合わせ。すれ違うかとヒヤヒヤしたが無事に合流。頼んで買ってもらっていた新幹線のチケットを受け取り、東京駅から熱海へ向かった。
しばしの休息。
・ちゃっぴーさんときらきらちゃん
熱海の宝物。きらきらちゃん。この子が二十歳をむかえる頃、熱海はどんな姿になっているのか、、。
統一地方選挙に絡み、今日は熱海市の史上初となる政策合同演説会が待っている。選挙の候補者達は熱海の将来像をどこまでつかめているんだろう。
そんなことを考えながらも案の定、やっぱり遅刻だ。新幹線の中からatamistaさんに「すみません」とメールを打つ。
熱海に到着すると、ちゃっぴーさんのお父さんが車で迎えにきてくれた。「お邪魔します」と後部座席に乗り、atamistaさん、ろっそねろさんの待つ喫茶店へ。今日は晴れて暖かい。昨日まで寒かったのが嘘みたいだ。春が近い。
・観光会館にて。
合同演説会が始まるまで、atamistaさん、ろっそねろさんとミーティング。2人が軸となって進める熱海のSNSのプロジェクトについて話を聞き、意見交換。
聞いてビックリ驚いた!!内容についてここでは細かに書けないが、とにかくいい!!これは間違いなく熱海の活性化に役に立つ!!しかも即効性を持って効果を生み出す企画だ。素晴らしい、、。
話の途中で時間が迫り(僕のせい)、「そろそろ」とすぐ先の観光会館へ。と、席に着いたら後の列にTrunkさんが!?
・政策合同演説会の配布物(表紙)
今回の政策合同演説会は熱海市政の歴史上初のイベントということだったが、色んな意味で、僕は寂しさを禁じ得なかった。開催それ自体の意義はけっして小さくなかったにしても、参加者の数をはじめ、物足りなさというか、問題が少なくなかったように感じる。
たとえば会場で配られたA4サイズ3ページ分の配布資料。表紙で1ページ、コーディネーター(司会進行者)のプロフィール紹介で1ページ、そして会場の注意事項で1ページ、、あまり時間がなかったのかもしれないけど、うーん、、。
・政策合同演説会の様子。
今回の合同演説会の開催を誘導したNGOの「リンカーンフォーラム」の紹介がなかったり、当日のタイムテーブルの記載がなかったり、配布資料としての基本的な欠陥がいくつか気になったが、それらはいいとしても、今回の選挙に出馬している各候補者のプロフィールがなかったことはとても残念だった。コーディネーター(司会進行者)のプロフィールで丸ごと1ページを割いているのはどうなんだろう、、。僕は彼を見にきたわけでも、ましてや話を聞きにきたわけでもない。これはとても納得できなかった。
出席されなかった候補者も含めた顔写真付きの一覧を載せたり、1人たった6分しか話が聞けないのだから、フォーマットを整えたマニフェストを記したり、この場を活かしてもっと「公平」に資するための何かはできたはずである。
こうしたことは、普段遊んでばかりなのに試験前だけ机に向かって合格点を狙う議員を生まないためにも、必要なことだと思う。選挙というのは、「誰を選ぶか」であると同時に、「誰を落とすか」でもあるからだ。
・「かぎや」
・「石川屋」
・「石川屋」
・「串特急」
・「糸川」
・「糸川」
・「糸川」
・atamistaさんちのレゴ
2007/03/18
■ 07.3.18(日):妖怪わわのアイラブ爆笑パソコンクリニック
わわさんにお願いして、今日はパソコン操作の軽い手ほどきを受けることになっていた。午後7時41分、携帯電話が鳴る。わわさんのご到着だ。口頭で道を伝えながら誘導しつつ、すぐ近くの角まで迎えに出ると、正面前方に近づいてくるわわさんを見つけることができた。
そこで写真を一枚。
・妖怪わわさん(この時まだ僕に気付いていない、、)
「オッス」と手をあげると、「あれ、それスナフキン?」と挨拶代わりにわわさん一言。おととい買ったばかりの帽子をかぶる僕を見て、わわさんはスナフキンのイメージを僕に重ねてみたらしい。
それにしてもここ最近の冷え込みようといったらない。風が強くて、たまりかねる寒さだ(上画像の右手前の人の姿に注目)。「元気にしてた?」とこちらからの挨拶返しもそこそこに、腕を組んだ背中を丸めて、僕達2人、そそくさと逃げるように事務所へ向かった。
・わわさんとフ=
わわさんはいわゆるパソコンのシステムエンジニアである。僕は熱海でまちづくりを始めた頃からお世話になっていて、コンピューターがあまり得意といえない自分のために、いつもデジタルな環境を整える時に力を貸してくれるキーパーソンだ。
そんなわわさんに、今日は以前からこのブログやその他の設定でわからないことが生まれていたので、ラーメンをご馳走するとの約束を餌に、事務所まで足を運んでもらったのである。
・カスタマイズ:文中のリンク
一番気になっていたのは、ブログの文中にリンクを張る方法と、またそのリンクをクリックした際、別ウィンドウでこれが開くための処理方法だ。で、
「a href="・・・・"」 というコードや、
「" target="_blank"」 というコード、、
何じゃこりゃ、、。
・カスタマイズ:別ウィンドウで開く文中のリンク
リンクの張り方、表示方法、別ウィンドウでの開き方、ブログ以外のその他諸々、今日は多岐にわたって色んなことを教えてもらった。これでやっと、熱海での取り組みを発信させる一通りの準備が整った。
万事解決できて大満足の午後10時、そろそろですかと僕とわわさん事務所を出る。また2人で背中を丸めて、とぼとぼと近くの家系ラーメン屋へ−。
・カスタマイズ:ブログのリンク
わわさんは大盛りラーメンにほうれん草の大盛りをトッピング、僕はラーメンに味付け玉子と半ライス、そして2人ともスープはあっさり、麺は固めを注文する。
店の中にはテレビが1台置かれていて、ちょうどドラマ「華麗なる一族」の最終回が流れていた。僕とわわさん、それを見ながら黙々とラーメンをすする、、。
店に入って出るまで、ほとんど喋らないまま11時。「ごちそうさまぁス」と店を出て、駅へ向かう。切符を買ってしばし今後のことで立ち話。それが済むと、「んじゃ、また」と、いつも通り肩をたたいて握手を交わし、僕とわわさん、改札口のあっちとこっちに離れていった。
ありがとうわわさん。これからもどうかよろしくお願いします、、。
僕は若い世代のパスワークを、このブログを活かしてきちんと届けていかなければ。
2007/03/12
■ 持続可能な熱海市の発展のために − 熱海市の外国人政策 −
「フ=さんは11日の午後5時から空いてますか?」− 。
こんなメールをまるさんからもらったのは今月の7日。まるさんと僕はこれまで顔を合わせたことはなく、昨年からネット上でメッセージのやりとりをしていた間柄。そのまるさんと今日、やっと互いの都合が合い、お会いすることになった。
午後5時にJR渋谷駅着。着いたら連絡を下さいとのメールをもらい、携帯を鳴らす。センター街奥の交番前で合流をと、スクランブル交差点を渡り、まるさんの待つセンター街へと向かった。
・人でごった返す交差点
まるさんはかつて国際観光専門学校熱海校に在籍。ホテル科で学んだ後に熱海を出て、東京へ。現在は都心に暮らしながら務めを持つが、熱海を離れた今も熱海を気にかけ、自分に何かできないかと心を寄せる青年の1人である。
下記、「国際観光専門学校」サイトとまるさんが管理人を務めるコミュニティ
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・「国際観光専門学校」
・「国際観光専門学校 熱海校」
・「mixi コミュニティ」
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「もしもしー、僕は黒いジャケットを羽織っていますが」(まる)
「ぁあ、、僕はオレンジのマフラーを巻いてますので、」(フ=)
毎度のように合流直前はまるで出会い系サイトみたいだ。いつもの通り、互いの特徴を携帯電話で伝え合う。交番に着くと、先にまるさんが僕を見つけたようで、どうもどうもと握手。まるさんの案内を受けて、「Zarigani Cafe」へと歩いていった。
・渋谷「Zarigani Cafe」
「Zarigani Cafe」− 何で「ザリガニ」なのかは知らない、、。
・渋谷「Zarigani Cafe」
だから何で「ザリガニ」なのかは知らないってば、、。
・まるさん
まるさんはホテル科を卒業しただけあってか、口調、声のトーン、身なり、手振り素振り、、とにかく「ホテルマン」の貫禄を随所に醸し出している、、。
・まるさんの話をひたすらメモに取るフ=
じつは熱海でのまちづくりに携わり始めて早い時期、なので、けっこう前から、僕は熱海の国際観光専門学校の存在を気にしていた。というのも、熱海の持続的な発展を見据える時、この学校の存在は、地域にとって今後最も大きな役割を果たし得ると感じるからだ。
まずはこの学校の特徴でもある「デュアルシステム」と呼ばれる「ホテル委託生制度」について紹介してみたい。
「ホテル委託生制度」とは、
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[ホテル委託生制度]
1)学費のほとんどをホテルが奨学金として支給
入学に際して、会社(委託先ホテル)が2年間の学費のほとんどを立て替え。委託奨学生は授業時間外の朝夕、ホテルに勤務することで給与を得て、そこから学費立て替え分を分割返済。住居・食事はホテルで用意されるため、自分の力で生活できる。
2)契約は2年間。自由な就職活動
委託生としての契約は2年間。学費の返還もすべて終了。従って就職先は自分の意志で決定でき、就職活動もできる。
3)授業時間以外に著名ホテルでスタッフとして勤務
委託生は授業時間外の朝と夕方(または夜のみ)、ホテルに勤務。社会人として必要なマナーをも習得できる実践の場でありとても魅力的な制度。
(※ 以上、同校サイトhttp://www.ict-t.jpより抜粋)
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というもので、産学と企業実習を同時に取入れた教育システムになっている。僕はこれまで何度か熱海市の人口減少問題について言及してきた中で、「外国人」を視野に入れた定住者の促進を考えなければ、熱海の安定的な活性化は見出せないとの問題提起を続けてきた。
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[過去のブログ]
・「熱海市の人口回復問題」(06年12月28日のブログ)
・「動き出すかまちづくり」(07年02月13日のブログ)
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現在、熱海市では定年退職者の「移住」の促進によって人口回復を目指しているが、「よそ」から人を招くという時、この「よそ」の範囲は、「国内=日本人」だけに限定して閉じるのではなく、「国外=外国人」まで、その枠をひろげる必要性があると思う。中国や韓国など、「観光客」の獲得ばかりをグローバルにとらえるのではなく、「定住者」についても、同じように考えましょうというものだ。
その理由として挙げるのが、日本全国の少子高齢化を背景とした市の「高齢化」と「定住人口」の長期的な減少、そして将来的な「ホテル従業員」や「看護士」の絶対数の不足である。
長くなるので簡略的に結論だけを述べておきたい。
たとえば市内の大病院も加わってこの「ホテル委託生制度」を発展させたと考える。学校が「日本語」の授業や「看護士」の養育プログラムをカリキュラムに加え、「外国人研修生」を受け入れるなら、「定住人口」の増加はもちろん、「ホテル」や「病院」の人材不足は大きくクリアされるに違いない。
効果はそればかりに留まらない。いずれは商店街の空き店舗に国際色豊かな飲食店が現れ、衰退の一途だった商店街にも活気が戻り、学校には「生徒」が戻り、そして子ども達は、まちをふたたび「公園」へと蘇らせてくれるはずなのだ。
市の人口減少に対して、「定年退職者」の移住や海外からの「観光客」の獲得で一時しのぎはできたとしても、まちの発展に持続性が保証されるかどうか、これは疑わしい。そこには安定性が欠けている。
仮にだが、もしも「外国人」に対して、「観光客」としては万歳だけど、「住む」のはお断り、なんて考えているなら、それは間違っている。「観光客」の中には、熱海に夢中になって住みたくなる人だっているかも知れないし、「観光」が「定住」のきっかけになった例は、「日本人」を見るだけで十分だからだ。
実際、すでに熱海には、熱海に惚れ、熱海に移ってきた韓国の著名な作家がいることも事実である(少し以前に訪問してきたので、いずれここにアップしたいと思います)。また「熱海市史」には、熱海がかつて韓国や中国の要人達に愛され、彼らが長期にわたってこのまちに滞在し、羽を休めたという履歴だって刻まれている。
とにかく、今すぐにこうした動きに向けて具体的な行動を起こすかどうかは別としても、最低限、準備だけはしておかなければならないだろうと僕は感じてならないのだ。
・意気投合して握手
あれやこれや、まるさんとの話は3時間半に及んだ。するとまるさん、活動に協力してくれるなんて言ってくれる、、。あんた何ていいやつなんだよ、、有り難い、、ありがとう、、。今度酒おごる。
午後8時30分、よろしくおねがいしますと握手を交わして、「ザリガニカフェ」を後にする。
・腹ごしらえに − 渋谷「博多天神」−
じつはもう1人、今日はネットで知り合った元国際観光専門学校熱海校生のGaraさんも来てくれることになっている。合流までの間、腹ごしらえにとラーメン屋へ。僕はチャーシュー麺、まるさんはねぎチャーシュー麺を注文。まるさんと2人、黙々とそれをすすった。
・Garaさん合流
どんぶりを空にした後、渋谷駅前のスターバックスへ移動。コーヒーを注文し、階段踊り場コーナーのスタンドテーブル席を確保。Garaさんを待った。すると9時30分、僕の携帯電話が鳴る。Garaさんのご到着だ。
僕とまるさん、そしてGaraさんもそれぞれ初対面同士。自己紹介を、と思った瞬間、
「どこのホテルですか?」(Garaさん)
「えっと、僕は・・・で」(まるさん)
元国際観光専門学校生同士の挨拶は、「どこのホテルですか?」で始まるらしい。これは「どこのホテルに委託で働いていたの?」という意味で、ここでは詳しく書けないけど、委託先の中には厳しくて「地獄」と呼ばれるホテルがあったり、「ぁぁ、あそこか」となったり、この一言は内輪話や思い出話に花を咲かせる代表的な切り口なのだ。
で、花が咲きました。
同じバックグラウンドの持ち主同士、このお2人、話が弾んで会話が切れない。
・元国際観光熱海校生つながりで初対面の2人
会話が切れない、、。
・放ったらかされるフ=
会話が切れない、、。
・熱海の思い出話に華を咲かせる元国際観光熱海校生2人
会話が切れない、、。
・熱海の思い出話に華を咲かせる元国際観光熱海校生2人
勝手にしろ、、。
どうやら国際観光学校熱海校の出身者の共通点として、
1)同じ苦労を感覚で分かち合っている。
2)世代を超えた強い絆が結ばれている。
3)卒業生の中に悪い人は絶対にいない。
3)熱海にとても強い愛着を抱いている。
4)サンビーチが青春のステージだった。
が挙げられるみたいだ。
それはいいとして、これからの活動に、まるさんに加えて、Garaさんまで協力をしてくれることになった。熱海まちづくり研究会にも遊びに来てくれるという。新しく若者が2人も加わった、、なんて心強い、、。
4月頭には国際観光専門学校の熱海校を訪問しようという話までまとまり、こうなったら「国観プロジェクト」の発動だ。
気が付くと外はすっかり暗くなって、時計は11時を回ろうとしている。「明日もあるし、そろそろ」と口を揃える3人。まるさん、Garaさん、また今度とガッチリ握手を交わし、喧噪の中に一日が散った。
「熱海」って一言に反応して、一緒に動いてくれようとする人達がいる。それも熱海ではなく、東京に。ひょっとすると、そうした人達を結ぶことこそ、僕の務めなのかもしれない。
フ=
2007/03/01
■ ちゃっぴーの力:07.3.1(木)
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