2007/04/09
■「2007 熱海まちづくりフォーラム」を考える その1
僕が熱海で取り組んでみたいことの1つに、まちづくりフォーラムの開催がある。市長が替わったことでまちの変化に対する市民の期待が高まる中、昨年から僕は、これまでの熱海、今の熱海、そしてこれからの熱海を眺め直して、市民と行政、そして観光客が立場を超えて横につながり、まちの抱える課題や展望が広く共有される機会があったらいいなと考えてきた。
・筆者の呟き
この熱海まちづくり研究会を挙げるだけでも、学校の新しい役割を模索するための地域活動や、インターネットで熱海のポータルサイトを起ち上げて、まちの活性化に貢献しようとする活動、サンビーチの新しい活用法について建築的な提案を試みようとする活動、子育ての環境をよくするために、パパさんママさんの新しいネットワークを結ぶ活動、まちを知り、郷土愛を育むための「熱海の教科書」をつくる活動など、色んな人が、様々な取り組みを見せている、、。
僕はこれらの活動、そして活動に携わる人の存在をもっと色んな人に知ってほしいし、積極的に知ってもらわなければと思っている。興味や関心を寄せてくれる人、何かまちづくりに取り組もうとしてる人、協力してくれるパートナー、、その他諸々、「まち」という怪物を相手に、足りないものや、必要なもの、数え上げればきりがない。新しいつながりがまだまだ必要なのだ。
・筆者の呟き
ニワトリとタマゴ、どちらが先か僕は知らない。だけど、やっぱり自分が動いて、発信しなければと思う。この熱海まちづくり研究会は、お米の粒と粒が寄せ集まった「おむすび」を目指して出発したけど、市民主催のまちづくりフォーラムは、それが1つ、形になって目に見えるようになったものだと僕は思う。
たとえば市長や熱海在住の著名人その他、梅の女王一族の協力も得て、こんな企画なんかどうだろう。
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■ 2007住民と観光客が主催しちゃう熱海のまちづくりフォーラム
「まちづくりだぜ!!そんなのありかよ全員集合!!」
・会場:起雲閣「音楽サロン」
・参加:120名−200名(起雲閣 音楽サロンの収容人員数から設定)
・主催:市民・観光客 有志
・後援:熱海市 他
<基調講演>
・斉藤栄(さいとう さかえ):熱海市長
・講演テーマ:「熱海の新しいまちづくりと観光戦略」(例)
<講演+パネルディスカッションその1>
■ パネラー1
・橋田壽賀子(はしだ すがこ):脚本家・劇作家
・講演テーマ:「ニッポンの熱海」(例)
■ パネラー2
・森村誠一(もりむら せいいち):作家
・講演テーマ:「ニッポンの熱海」(例)
■ パネラー3
・呉善花(オ・ソンファ):作家・評論家・大学教授
・講演テーマ:「韓国から見た熱海」(例)
■ パネラー4
・莫邦富(モ・バンフ):作家・評論家・ジャーナリスト
・講演テーマ:「中国から見た熱海」(例)
■ パネラー5
・斉藤栄(さいとう さかえ):熱海市長
− 司会:梅の女王 −
<講演+パネルディスカッションその2>
■ パネラー 1:熱海に生まれ育って暮らし続けている人
■ パネラー 2:熱海に惹かれ新しく移り住んだ定住者
■ パネラー 3:熱海でお勤め、あるいは学ぶ人
■ パネラー 4:熱海に惹かれ足を運ぶ観光客・マニア
■ パネラー 5:アタミンチューな人
− 司会:梅娘 −
<展示+プレゼンテーション>
・熱海ミライマッププロジェクト
・熱海インターネットポータルサイト+SNSプロジェクト
・サンビーチ海の駅計画
・ちょっといーい?ステーションプロジェクト
・熱海の教科書
・その他
− ブースを設けて市民の様々な取り組みを展示 −
<飲み会>
・熱海の地ビールと梅酒、地唄を肴にサンビーチで大宴会
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(ここまで)
パネリストとして出てきた橋田壽賀子さんと森村誠一さん、この2人については、もう誰もが知っていることだろう。熱海にとてもゆかりの深い作家さんで、多くの方々がご存知のはずである。
呉善花(オ・ソンファ)さんは韓国出身、莫邦富(モ・バンフ)さんは中国出身で、ともに日本で大活躍している方々。
市が主に韓国や中国といった海外からの観光客を招こうとする中、韓国・中国それぞれの識者の目に映る熱海をとおして、「アジア」という枠組みの中での「熱海像」を浮かび上がらせてみたら面白い。
呉善花さん、莫邦富さんのプロフィールや、2人を熱海に結びつけた意図については、次回以降、詳しく触れていこうと思います。
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